私は富山県で家づくりをするにあたって、「あたたかい家をつくりたい」がかなりの優先度上位でした。そこで迷うのが床暖房を入れるかどうか。
結論から申し上げますと、我が家は・・・エアコンだけ!床暖房はなしです。
最初の頃心惹かれていた積水ハウスでは、大半の人が床暖房を入れているし、おすすめだとのことで検討していました、最終的にお願いした工務店は断固として「床暖房はいりません!」と。
そう至った理由等について以下まとめます。寒がりさんの参考になれば嬉しいです。
その①寒い家はいやだ!施主言い分VS工務店
施主「アパートでもストーブ持ち込んでるくらい寒いのは耐え難い。熱風にあたってあったまりたいタイプなんです」
工務店「うちが建てる家はエアコンだけで大丈夫です」
施主「信じられません。天下の積水ハウスは床暖房おしてました。最近どこも床暖房入れてませんか」
工務店「うちの断熱性能があればエアコンだけでいいです。時代の流れは、断熱性能を高めてエアコンだけで快適な家を目指す傾向です。床暖房は昔からありますが、維持費がかかりすぎるから見直しかかってるんです」
施主「エアコンだけだと、寒いところからきてすぐとかはあったかいけど、ずっとそこにいたら寒くなってきませんか。手足カチコチになるイメージなんですが」
工務店「めちゃくちゃ寒い日に見学会会場で少し打合せしましょう。体感してください」
とまぁ工務店も一歩も譲らず。見学会の日は富山の冬の中でもすごく寒い日になり、絶好のチェック日和♡⛄
その②え、あったかい・・・
玄関を開けて家に入った瞬間「あったか!!」となりました。見学会でPRということもあり玄関まで全部の扉を開け放っていたからではあるものの、それにしてもな暖かさです。
「いやいやでも今は入りたてだしね、これからよ。」
その後ダイニングで1時間強打合せをしましたがなんと1度も足がひんやりすることがなく!!!上着は着ていないのに・・・。ここで決めました。よし、床暖房はやめよう!
その③実際にエアコン1台で過ごしてみて・・・
初めての冬、1月に、思いっきり自由に使ってみました。MAXが知りたかったからです。
平屋で、子ども部屋と玄関以外の扉は常に解放、エアコンは基本1台体制で設定温度は27~28度。我慢なく自由に使いまくった結果、電気代は28000円弱。「たっかっ!」と思いましたが、周りの金額聞いたら、設定温度22度で25000~35000円ほど。中には40000円超える人もいました。
翌月からは、夜LDKでしか過ごさないときには廊下を閉めたり、設定温度を25度くらいにしたり。適宜調整した結果、2月でも22000円程度でした。
22~25度程度にセーブして使う際には、夜だと少し肌寒い気がするときもありましたが、ちょっと厚着したりブランケット使ったりすれば耐えられる感じ。後悔はしていません。
番外編
床暖房のメリット
・足元から部屋全体をあたためられる
・空気が乾燥しにくい
床暖房のデメリット
・初期費用高額
・光熱費高額
・メンテナンス費用高額
・部屋全体あたたまるのに時間かかる
床暖房にもガス・電気両方あるし、各家プランにあったものがいいとは思います。
でも私の結論としてはエアコンでいける断熱性能を担保してくれる工務店で建ててよかったということ。以下のとおりまとめます。
結論
・床暖房は不要
・光熱費が上昇し続ける昨今の状況を考えると、燃費の良いものが多く流通しているエアコンで温める家にしてよかった。
・床暖房の交換は大変すぎる。エアコンは10年後あるいはもう少し早くでも、その時一番コスパがいいものに変えやすい。
・床暖房や蓄熱暖房機等、目的が限定的なのに高額な機械は、時代の流れ的に主流ではなくなっていく
・エアコンだけでも暖かくなる断熱性能を売っているメーカー・工務店があるはず!
富山県のような寒い日が続く土地でも、とっても寒がりな私でも
エアコン1台で過ごせました。参考になれば幸いです。
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